旦那様、私に愛を教えて下さいますか?


「旦那様、私・・・旦那様が好きです。大好きなんです・・・!」

「あの日から、旦那様は私のヒーローです」


旦那様は私を抱きしめる。


「私の彼女になってくれるかい?」


私は小さく頷く。

「ちゃんと言葉にして欲しいな」

「旦那様は意地悪です・・・」

「ほら、早く」

私は旦那様に抱きついたまま、真っ赤な顔を隠しながらポツリと話す。