「だ、大丈夫だよ!」

慌ててそう答えると、

「でもやっぱり心配だな。無理しないでね。」

心配そうな表情を浮かべてそう言ってくる。

優しいな。

「うん。ありがとう。」

「瑞稀〜!」

星崎さんの友達が星崎さんを呼んだ。

「あっ、うん!じゃあね。」

「うん。」

星崎さんは私にキラキラの笑顔を向けると、走っていった。

いいなぁ。眩しいな。友達がいて、毎日笑顔で。

私も星崎さんみたいになれたらいいのに。