―もっと、刺激的な恋を。―

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

イマドキ女子になりたい可愛いのに中身ややオッサンめな残念女子
食べ物に目がない
ファッションセンス皆無

姫柊彩葉
〜Himeragi Iroha〜

×

イマドキお洒落な先輩
学校の王子様的存在
ちょっと毒舌

綾瀬慧
〜Ayase Kei〜

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「あんたって可愛いのに残念だよね〜。」

幼少期から何度もそう言われてきた私。

「そっかぁ。私って残念だったんだぁ。」

好きなものだけを追いかけて気ままに過ごしていたらいつの間にか出来上がっていたオッサン的習慣。

・・・このままじゃヤバい！

「よし！私今日からナウいヤングになる！」

「・・・頑張れ。」

でも、イマドキ女子ってどうやったらなれるんだろ・・・。

そんなとき出会った・・・。

「何だあの人、めっちゃお洒落だね！」

めちゃくちゃお洒落でイマドキって感じの先輩。

「あ、あの！一目惚れしました！」

「は？あー、ごめん。」

「わ、私をあなたの弟子にしてください！」

「・・・彼女じゃなくて？」

どうやら先輩は去年のみすたー？だかなんだかでとてもモテるらしいです。

「お願いします！なんでもしますから〜！」

「やだよ、めんどくさい。」

「そこをなんとか〜！」

「やだ。」

「諦めませんよ？」

私今日から、キラキラなイマドキ女子目指します！！