*** 「……桜さん、お疲れ様〜!」 「お疲れ様です。本当疲れましたね」 午後の部の子たちと交代をして私たちは控え室に戻ってきた。そこはクーラーがよく効いていて気持ちいい。 「桜ちゃん、どれがいい?」 クラスの子がビニール袋をパッと開けて見せてくれた。その中には大量のアイス。