甘くて優しい青春恋物語 ~文化祭はちょっぴりハプニングと甘すぎな溺愛の予感~

「僕も、はーちゃんだけを感じてたい。ずっとお預け食らってたからね。」

 吹っ切れた、という感じの声色でそう告げられ、またもやはやくんとの距離がなくなる。

 はやくんはキスをする時、すっごく優しい。

 だから私も、ついていけれている。

 やっぱり好きだなぁって、改めて思える。

「はーちゃん、出店とか行かない?」

「……もうちょっとだけ、二人きりがいい。」

「ふふ……分かった。それじゃもう少しだけ、僕に甘やかされてよっか。」

 意地悪そうに言ったはやくんに、ドキッと心臓が高鳴る。

 でももちろん、嬉しくて笑ってしまった。

 はやくんもそれにつられたのか、二人で笑い合う。

 今年の文化祭は、とびきり甘い。

 まだ一日目だったけど、そう感じずにはいられなかった。

【FIN】