甘くて優しい青春恋物語 ~文化祭はちょっぴりハプニングと甘すぎな溺愛の予感~

 ふわふわとした雰囲気を纏っていて、モテそうな雰囲気がある人。

 3年生と話す事が滅多にないから緊張したけど、その人が笑ってくれたからすぐに名前を言う事ができた。

「わ、私二年の小森と言って……3年の実行委員さんに、用があって来ました……!」

「あぁっ! そっか、準備あるもんね! それじゃあ怜司君呼んでくるよっ。」

「あ、ありがとうございます……!」

 私がお礼を伝えると、その人はもう一度微笑んで上嶋先輩を呼んでくれた。

 その間に知絵ちゃんに声をかけ、上嶋先輩が来るって事を伝える。

「よ、呼んでくれたのは嬉しいけど……待って、聞く事飛んじゃいそうっ……。」

「大丈夫だよ……! 私、ここに居るから……!」

「だ、だけど……うぅっ。」

 そして、そんな会話をしている内に先輩は来てしまったようで。

「何か分からない事でもあったかな? 俺が分かる範囲だったら教えられるけど……って、知絵ちゃんも一緒だったんだね。」

「あっ、えっと……あの、先輩に聞かなきゃいけない事があって……」