ツンデレ男子と思っていた元仔猫は私を溺愛する

運動神経が抜群でよかったと思ったことはこれで何度目だろうか?

私はギリギリだったが教室にたどり着くことが出来た

「お、すず〜。すずが珍しいね遅刻ギリギリだなんて」

「ちょっと寝坊しちゃって」

私は肩で息をしながらも席に着く

「あ、今日転校生来るらしいんだ!どんな人かな〜」

「え?転校生?そうなの?」

しゅんのことだろうけど、ここは知らないふりをしておこう

「あ、昨日拾った猫ちゃんどうなった?」

ここで『昨日拾った猫が人間の形を…』って言っても信じないだろうから

「昨日拾った猫ね?元気になったんだけど私が飼う事になったんだ」

「元気になったの?良かった〜」

昨日猫の鳴き声を聞いたのが私と智風でよかった

「本当に。可愛くて今日もなかなか起きられなかったんだ」

昨日のことを思い出すと笑みがこぼれる