ツンデレ男子と思っていた元仔猫は私を溺愛する

猫はビクビクと震え、耳は他の猫に噛まれたのか。それとも、どこかで怪我でもしたのか上の方が少し切れていた

身体は泥や汚水がついててずっとあの場にいたのかと思うと少し心が切なくなった

「すーちゃん、心配しなくてもお父さんの腕は知ったものでしょ?」

私はたまにお母さんからすーちゃんと呼ばれる

「うん、ずっとあの場にいたのかと思うと、泣けてきちゃって」

よしよしとお母さんは優しい手付きで私の頭を撫でる

子猫の手術が終わったのは夕方6時の事だった

「すず、終わったぞ」

ふぅーとお父さんは椅子に座ったのを確認すると私は子猫が入院してるという部屋に行ってみると、綺麗になっててすごく可愛かった

「お父さん、この子の里親探し、したかったけどこんなに可愛いんだもん。私が飼いたい」

両親は一瞬目を見開いて驚いてたけど、直ぐに承諾してくれた

私はこれまでも犬や鳥など世話をしてきたことがあるからだ