ツンデレ男子と思っていた元仔猫は私を溺愛する

「まぁ、あんたと一緒に暮らしてるって言っても猫の方だと思うから言わねぇけど」

てかしゅんってこんな偉そうな態度だっけ?

制服も着崩してるし

実はチャラい系?

「わかったならいいんだ」

私も別にばらす気はないけど

「なぁ、すず」

急に私の名前呼ばないでよ

ドキってしちゃったじゃん

って心の中でブツブツ言ってると頬になにやら柔らかい感触がして

キスされたと感じるのには少し時間がかかった

「……ンなぁああ」

「ぷっ、なんつー声出してんだ。ほら俺猫だから飼い主の顔にキスくらいするだろ」

それでも私の顔は赤くなるばかり

「えっ、もしかしてもっとキスして欲しい?まぁ別にいいけど」

しゅんは私の耳元で「まぁ猫に戻った時に、な」と続けた

その後のことはあまり覚えてないかも

私は熱が冷めるのを待ってから教室に戻った

これからどうやって過ごせばいいのだろうか