ツンデレ男子と思っていた元仔猫は私を溺愛する

主に聞かれたのは『2人って従兄弟なの?』

「今までそんな話聞かなかったけど?」

「言っても得になるかなと思って言わなかった」

「でも、私が聞いたのは遠い街に親戚がいるってことだけだなー」と智風は続けた

しばらく私は質問に答えていたけど、少し苦しくなりしゅんを連れて誰も来ない非常階段へ向かった

なぜしゅんまで連れてきたのかと言うと

「ねぇ、しゅん!ちょっと朝急いでて決め事してなかったけど、ここでしちゃわない?」

私はしゅんを壁際までおいつめて逃げないように壁ドン状態にした

「はぁ?決め事?」

「うん!」

「なんの?あ、もしかして俺が猫だとか一緒に暮らしてるだとかを言わないで欲しいとか?」

しゅんはそれだけ言うと少し考える仕草をした

「まぁ別に俺が猫だと言っても誰も信じねぇーだろうから、言う気はねぇけど。つーかあんた一人っ子だったのか…んー、そーだな」

次の言葉を待つまでのドキドキが半端ない