サーシャがレオナルドに思いを馳せると、隣にどんと大きな熱が現れた。 レオナルドがパーソナルスペースを侵すほど妙に近くに座った。 「サーシャ、お前酒は飲めるのか?」 「飲めません。レオさん、団長とは休戦ですか?」 「ラチあかないから終わり終わり!」 この人はモテモテの弊害か、距離感も少しおかしい。サーシャが気持ち隙間を開けようと座り直せば、なお座り直して近づいて来る。意味ない。 「水だけは辛うじて飲めます」 「食べもできない、酒も飲めない人生とは、損だなぁ」