正式に騎士団員となったサーシャは、本日は休暇を終えた騎士団の集会に出席している。 騎士団駐屯地内にある訓練用の敷地は畑となっているので、王城のホール内に総勢150名の団員が集合した。 ルテの隣でサーシャはこの国にこんなに人がいたのかと驚いた。 「意外と団員多かったんですね」 「カルラ国はもう、戦うしか道がないからよ」 白い肌のルテが憂いて笑い、口元のえっちなホクロが歪む。 食料不足で農地も足らず、職と言えば国民を守るための騎士団で命を張ることとなる。 「騎士団の目的って……」