もうそんな時間~!? 「返事は」 「う、うん」 「お前」 怪訝そうな表情で、お兄ちゃんが、わたしを見つめる。 なに? 寝グセ、ひどい? まさかヨダレついてる!? 「いつもボーッとしてやがるが。一段とマヌケ面だな」 「え」 「熱でもあんじゃねーの」 お兄ちゃんの大きな手が、わたしの額にあてられる。 「…………」 「なさそうだな」 「……ハイ」 「学校への連絡は不要か」 「だ、大丈夫」 「なら着替えろ」