ベンチから立ち上がる。 それから公園の出入口へと歩を進める。 もう涙は込み上げてこない。 そのかわり、少しだけ吹っ切れたような気持ちが浮かんでくる。 その気持ちのまま歩いているとさっきまでいた神社に着いた。 いつの間にか花火が終わってこの神社にもいつも通りの静けさが戻りつつあった。 帰る人々の中に朱璃たちの姿も見えた。 手を繋いで幸せそうに笑いあっている。 告白、上手くいったんだ。