これでいいん、だよねって自分に言い聞かせる。もう取り消しなんかはできない。 理乃のことがまだ好きだからきっとこんなに苦しいんだ。忘れるのは無理かもしれないけど、せめて、心の奥に閉まっておこう。 「あー、さいあく」 俺は 私は ━━━━━「君といたいだけなのに」