とにかく、すごい。 「なんかさ、あの中の2人と一緒の教室で授業受けてるって信じられないよね、」 「うん……」 理乃に至っては、さっきまで一緒にいたとは思えないほどのオーラだった。 眩しい、な。 こんな時間も、5分もすればいつもの雰囲気に戻ってしまって、それがなんだか名残惜しかった。