超人気アイドルの溺愛は、私にだけ。



ん?抱きしめられて……?


「うっ、うわぁ」

自分が今抱きしめられてるような状態であることに気がついて慌てて距離を取る。


すると理乃はなぜか一瞬傷付いたような顔をした。でも、ほんとに一瞬だけだったから、気のせいかもって思って、とりあえずお礼を言う。

「ごめんね。助けてくれてありがとう」

「ん。いーよ。てか何取ろうとしてたの?」


あっ、そうだ。ソース取れてない!


「あそこにある青緑色のラベルが貼ってあるソース……」


「ん。わかった」

脚立に登らずちょっと背伸びしただけで取ってしまった理乃。はいって渡してくるあたり、これはモテるだろうな……。