.*・゚.*・゚.*・゚.*・゚.*・゚.*・゚.*・゚.*・゚.*・゚.*・゚.*・゚.*・゚.*・゚
「はーい、お疲れ様!」
飲み物が入ったビニール袋片手に、戻ってきた女の人。メンバーたちはそれを見て動きを停めた。
みんな疲れたー!って言いながらこっちに歩いてくる。
時間を見ると、私が来た4時からでももう既に4時間が経っていた。つまり、8時。
え、8時!?
や、ヤバい。私これ、昼でさえ迷うのに、夜なんかもっと迷う……!
みんなペットボトルを受け取って、休憩を始めてる。休憩ってことは、まだやるってことなんだよね。だから理乃はいつも深夜まで帰ってこなかったんだ……。
それにしても私は深夜までいる訳にはいかない、し……。
「理乃はさっきの約束通り、もう上がっていーよ」
「はい。ありがとうございました」