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「はーい、お疲れ様!」


飲み物が入ったビニール袋片手に、戻ってきた女の人。メンバーたちはそれを見て動きを停めた。


みんな疲れたー!って言いながらこっちに歩いてくる。


時間を見ると、私が来た4時からでももう既に4時間が経っていた。つまり、8時。


え、8時!?


や、ヤバい。私これ、昼でさえ迷うのに、夜なんかもっと迷う……!



みんなペットボトルを受け取って、休憩を始めてる。休憩ってことは、まだやるってことなんだよね。だから理乃はいつも深夜まで帰ってこなかったんだ……。


それにしても私は深夜までいる訳にはいかない、し……。


「理乃はさっきの約束通り、もう上がっていーよ」


「はい。ありがとうございました」