超人気アイドルの溺愛は、私にだけ。



って、岡村くんだ……。気まずい……。


「すみません、遅れました」


席に着こうとする岡村くんとバチッと目が合って、すぐに逸らす。ちょっとあからさますぎたかなって思ったけど、怖いものは怖い。


「はい!じゃあ今日はグループワークだから4人班を作ります。えっと、最近は来てる人が少ないね。映画シーズンだからかな?」


1人で笑ってる男の先生。若くてイケメンで優しいから女子からも人気がある。


「えーっと、4人ずつ作ると2人余るな……。よし、岡村と如月は2人で組めー」



先生ー!!前言撤回!若くてイケメンで空気読めないに変更だよ……。


椎名ちゃんに助けを求めようと視線を向けるけど、親指を立てて「頑張れ!」マークを送ってくれただけだった。


うう……。椎名ちゃん……。