超人気アイドルの溺愛は、私にだけ。



小林くんは「ありがと〜」って言って去っちゃったし。


そもそもこの2人になんの接点があるんだろう……。



「こ、こんにちは。神谷先輩はどうしてここに?」


「小林ってさ、生徒会役員だから。丁度さっき業務が終わってお茶しよー。みたいな」


「ああ!なるほどです」


「せっかくだから俺らもお茶して帰ろーよ」


「ええ、でも……」


理乃のことがまた頭に思い浮かんだ。でもすぐに打ち消す。もう理乃には彼女がいるんだからって。でも……

「いいじゃん。ここ食べ放題ゾーンでしょ?お金、無駄になっちゃうよ?」


「……はい」


先輩のその言葉でグラグラ揺れていた私の心は一瞬で傾いた。


近くのテーブルについて再び食べ始める。……やっぱ帰らなくて正解だったかも。クレープもめちゃくちゃおいしい……!