私は理乃の幸せが続くことを願うしか、できないんだ。
椎名ちゃんは一瞬辛そうな顔をしたけど、すぐにカラッと表情を変えて。
「……よし!紗羅!今日の放課後は前に行ったのアイス屋に行って食べまくろう!嫌なことは甘いもので忘れるのが1番!」
「……うん。そうする」
忘れることはしばらくできないって分かっていても、私を元気づけるためだろう、椎名ちゃんのいつも以上の元気がありがたい。
とりあえず、アイスっていう小さな楽しみを糧にして残り1時間を乗り切った。
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「よし!食べ放題でいいね?」
「うん。結構な値段するね……」
うう……。2830円。なかなかに手痛い出費だなぁ……。



