超人気アイドルの溺愛は、私にだけ。



「ちょ、ちょっと椎名ちゃん?どういうこと?私、田浦くんが来るって聞いてたんだけど……」


男子2人が話しているタイミングを見計らって椎名ちゃんに聞く。



「あー!なんか田浦くん風邪ひいたみたいで!岡村くん誘っちゃった!ごめんね!」


てへ☆みたいな顔をする椎名ちゃん。


学校で私が岡村くんのこと好き、みたいになってるから勘違いされそう……。


でもせっかく来てもらったのに帰るって私が言い出したら申し訳ない、よね。



「う……。分かった」


私はしぶしぶ遊園地の入場料を支払った。


でも、遊園地に入るとそこはもう夢の世界で。


「し、椎名ちゃん!見て!マッキーがいる!」