「お、おいしい」
「紗羅って美味しいもの食べてるときめちゃくちゃかわいい顔するよね」
「っ、なに、言って」
突然の爆弾発言。理乃のペースに乗せられてはいけないと、必死に冷静を装う。
「俺、紗羅がかわいすぎるおかげてご飯食べるの最近楽しみ」
今のはヤバかった。さすがに完敗。例えるなら心臓を矢で一直線に撃ち抜かれた感じ。
この場にしゃがみそうになるのを慌てて堪える。話!話を逸らそう!
「り、理乃は、好きなご飯とかないの?今日の英語も私に合わせてくれてたし」
「あー、どーだろ……。ハンバーグとか、」
「おいしいよね。あ、今日まだご飯作ってないから、アイス奢ってくれたお礼に作るよ」



