超人気アイドルの溺愛は、私にだけ。



ひ、ひどいっ、自分でも今日は空気読めたと思ったのにっ。

「あのさ、俺の好きな人ヨースケ先輩じゃないから。俺の好きなのは異性」


「あ、れ?そーなの?」


それを聞いてなぜかほっとしてしまう。

「うん。ばーか」

こつんって笑いながら指で額を軽く小突かれる。

「えっ、ひど」

「嘘」


またクシャっと笑う理乃。キュンと胸の奥が音を立てた。


アイス屋に着いて理乃はミント味、私はチョコ味を買って帰宅する。

せっかく私が財布を持ってきたのに、理乃がスマホで出すって言って聞かなくて、最終的に勝手に払われてしまった。


「理乃、ごめんね。ありがとう」

「ん」


今回買ったのはコーンタイプだけどこれもやっぱり美味しい。一口食べるととろっととろけるチョコアイスが絶品。