悠久の絃

〜上宮side〜

さーて、どうしようか。
とりあえずご飯温めるか。

皿に米とカレーを盛り付けて、電子レンジで温めた。
スープも同時に温めて、サラダを冷蔵庫から出した。

テーブルに料理たちを並べて悠を待つ。




「、、、すみません。」


「何がすみませんなのか分からんが、さっさと食べろ。絃ちゃんが食べて欲しいって言ってたぞ。」


「はい。いただきます。」


悠は無言で、もくもくと口に突っ込んでいく。

途中までは。




「ゔ、、くっ、、ズビッ、、」


「ん、水飲め。」


「ズビマゼン、、、ズビッ、、ケホケホ」



そう。悠は今日、初めてNICUで死に立ち会った。
乳幼児突然死症候群。決して珍しいものでは無い。
そのことは悠もわかっている。ただ、前触れもなく、原因も不明。悠はそれが受け入れられないんだろう。