BLUE ROSE ー今夜、私を攫ってー


希璃人は、クラスではムードメーカ的存在なのだろう。

凌士は女子から言い寄られて媚びられて。

嵐に至っては、近づくことさえ出来ないんじゃ……。


なんて、3人を分析しながらラーメンを口へ運んだ。


「ごちそうさまでした」


ゴク、ゴク、ゴクと、最後の一滴までスープを飲みほし、容器を机に置いた私に。


「えっ、全部飲んじゃった」


まるでいけないかのような希璃人の言葉。


え、なに……?

カップラーメンのスープって、普通飲まないもの……?


正解を求めるように、嵐と凌士を交互に見ると。


「今夜喉乾いて寝れねーわ」


口角を上げながら、恐ろしいことをさらりと言う凌士。