思ったとおり。
目をキラキラさせながら報告してくる。
それにしても潜入って……。
話がずいぶんと大きくなりすぎているような。
「へえ、そうなんだ……」
何食わぬ顔して答えでいる私は、平静を装えているだろうか。
「何しに行ったんだろうねえ。やっぱりみんなが噂してるように、動く彫刻くんのところに行ったのかなあ?」
「さあ……どうだろうね」
曖昧に返せば、麻美の目がなにかを思い出しように見開いた。
「そういえば妃翠ちゃん、あのとき私を待っててくれたじゃん? なにか見たりしなかった?」
興味津々な瞳は輝きを増す。
「えっ? わ、私はなにも……」
大げさに両手を振れば、



