「こっ……こんにち,わ!」 ぴしりと姿勢を正して,目の前の人に挨拶をする。 わー,わー! 何緊張してんの,いつも通りでいいのに!! 伝わってしまったのか,数秒高峯さんは黙ってしまったけど 「まだおはようだっつの。元気すぎだろ」 紅葉,と。 口を押さえ,はははと笑う。 「じゃー行くか~」 でもね,高峯さん。 私まだ,準備終わってない…… なんて 「よしっしゅっぱーつ!」 私はどうでもよくなって,扉の外へ1歩踏み出した。