ここから先は他の人達の紹介が続いた。
いちいち話していくと長くなるから、軽く説明していこうかな。
「私は、沖田総司です」
儚げな美青年っぽい見た目にそぐわず、腹黒い一面と随一の剣の腕を持つ。
「僕は藤堂平助!よろしくな!」
背が低くて、可愛らしい顔つきをした元気いっぱいな美少年。
「俺は永倉新八だ、よろしく頼むぜ」
背は普通で、快活爽やかに笑う顔が印象的な美丈夫。
「俺は原田左之助、よろしく」
体格がよい上に背がも高くて、鍛えられた身体が魅惑的な美丈夫。
だけど、なんだか、ソウ君と絡んでいる時とは違う雰囲気を漂わせている気がした。
「斎藤一だ、よろしく」
冷たいというよりは、落ち着いた雰囲気を持ち、声が美しい黒髪の美丈夫。
「俺は井上源三郎、剣士兼家事も行っている。
よろしくな」
優しい笑みを浮かべていて、包容力満点な好青年。
いや、人を守れるだけじゃなくて、家事もできるなんて素晴らしいなぁ。
その後も自己紹介は続き、漸く話は冒頭に還った。