甘くて優しい青春恋物語 ~お隣さんと夏祭りと、熱くて甘すぎる恋~

 今は大学一年生で、私より一つ上。

 そして……私の先輩だ。

 私と理仁さんは以前同じ委員会に所属していて、そこで仲良くなった。

 だから、理仁さんがお隣さんだった時はびっくりした。

『ふ、古城さん……ですよね?』

『……お前、浅丘か。まさか、隣だったなんてな。』

 そんな二つの要因があったから、理仁さんとは仲が良い……と勝手に思っている。

 り、理仁さんがどう思っているかは分かんないけどっ……。

 け、けどもうお隣歴三年目だから、結構仲は良いはず。そうだと思いたい。

 私は高校入学を機に一人暮らしを始めたから、もう三年になる。

 時の流れって、どうしてこうも早いんだろう。いつも思うけど、本当に驚いちゃう。

 この前高校に入学したと思っていたのに、もう三年生。呆気に取られる暇もない気がする。

「おい、千鶴? 大丈夫か。」

「……は、はいっ! 大丈夫です!」

 あまりにも自分の思い出に耽っていたからか、私の視界には不思議そうな表情の理仁さんが入った。

 考えすぎちゃう癖、やめないとなぁ……。