「まわりくどいこととか探り合うのって、いまここで必要かしら? クストがバラデス王国の国王になるとかならないとか、そんな胡散臭い話はともかく、せっかくここまでやって来たんですもの。せめてこの王都で彼の名を知らしめるくらいはしたいの。だけど、わたしたちにはなんの伝手もないし、知り合いすらいない。だったら、いまこうして同じ屋根の下にいるあなたたちに頼るしかない。だけど、あなたたちはヘルマンに雇われるか仕えていて、わたしたちを監視している。そうよね?」
尋ねると、エドムンドは驚くほど素直に頷いた。
尋ねると、エドムンドは驚くほど素直に頷いた。

