大皿にあれだけの量のサンドイッチがのっていたはずなのに、気がついたときにはもうなくなっていた。

 クストディオとヘルマンという二人の男性がいるから、食べる量は半端ないわよね。

 レディのわたしが、若い男性ほど食べられるわけがない。

 そのはず、よ。

 ということにしておく。

「ほんとうに美味しかった。エド、フェリペ、ごめんなさい。あなたたちだってお腹が減っているでしょう。あなたたちの分、ちゃんとあるのかしら?」

 うしろに立っているエドムンドとフェリペに尋ねてみた。

 いまさら、だけど。