やはり、彼女は食いついてきた。そこは読み通りだった。が、彼女の兄のエルネストまで行くと言いだしたのは意外だった。
彼もまたおれに親身に接してくれる。じつは、カヨのことを相談したこともあった。味方になってくれるのはわかっている。だからこそ、さきのわからない状況に連れ込むことは出来ない。
なにかあっては申し訳なさすぎるから。
そして、カヨの両親も同様だ。
いざとなったら、おれの味方になってくれる。そのはずだ。
というわけで、彼女の気がかわらない内に出発した。
バラデス王国に行ったもの勝ち、というわけだ。
彼もまたおれに親身に接してくれる。じつは、カヨのことを相談したこともあった。味方になってくれるのはわかっている。だからこそ、さきのわからない状況に連れ込むことは出来ない。
なにかあっては申し訳なさすぎるから。
そして、カヨの両親も同様だ。
いざとなったら、おれの味方になってくれる。そのはずだ。
というわけで、彼女の気がかわらない内に出発した。
バラデス王国に行ったもの勝ち、というわけだ。