が、背が伸び始めるとあっという間に追い越されてしまった。
いまではずいぶんと背が高く、筋肉質になっている。
だけど、いまだに子どものときの彼のイメージがある。それは、忘れてはならない大切なもののようにけっして色褪せないし、塗り替えられることもない。
もしかすると、しあわせだったあの頃を忘れたくないのかもしれない。だから、あの頃の彼のイメージから離れられないのかもしれない。
「カヨ、どこか傷まないか?」
クストディオは階段をのぼり終え、廊下を居間に向って歩き続けた。
いまではずいぶんと背が高く、筋肉質になっている。
だけど、いまだに子どものときの彼のイメージがある。それは、忘れてはならない大切なもののようにけっして色褪せないし、塗り替えられることもない。
もしかすると、しあわせだったあの頃を忘れたくないのかもしれない。だから、あの頃の彼のイメージから離れられないのかもしれない。
「カヨ、どこか傷まないか?」
クストディオは階段をのぼり終え、廊下を居間に向って歩き続けた。

