「す、す、すみません」
フェリペである。彼が自分のグラスを倒してしまった音だった。
彼の可愛い顔は、エドムンドよりも真っ赤になっている。グラスからこぼれた葡萄酒を布巾で拭き取りつつ、彼は何度も「すみません」と詫びた。
「フェリペ、大丈夫なの? いったいどうしたのよ」
クストディオの胸元から手を離してフェリペに尋ねると、彼はやっとのことで口を開いた。
フェリペである。彼が自分のグラスを倒してしまった音だった。
彼の可愛い顔は、エドムンドよりも真っ赤になっている。グラスからこぼれた葡萄酒を布巾で拭き取りつつ、彼は何度も「すみません」と詫びた。
「フェリペ、大丈夫なの? いったいどうしたのよ」
クストディオの胸元から手を離してフェリペに尋ねると、彼はやっとのことで口を開いた。

