「『あの方』、だって?」
隠れ家のエントランスでクストディオがクスクス笑いながら言った。
「宰相のあの顔を見た? 『だれだ? だれが裏切っている?』って動揺していただろうな。それにしても、カヨ。あれは、はったりもいいところだ」
「わかっているわよ」
階段をのぼりかけたけれど足を止め、クストディオに近づいた。
隠れ家のエントランスでクストディオがクスクス笑いながら言った。
「宰相のあの顔を見た? 『だれだ? だれが裏切っている?』って動揺していただろうな。それにしても、カヨ。あれは、はったりもいいところだ」
「わかっているわよ」
階段をのぼりかけたけれど足を止め、クストディオに近づいた。

