遺言の存在がなければ、クストディオが「おれは、亡き国王の血を引いている」と騒ごうが主張しようが気にする必要はない。
宰相がわたしたちに会った真意はわからないけれど、最初から余裕だったわけね。
彼にすれば、ただの暇つぶしだったのかしら。それとも、亡き国王の血を引くクストディオがどんな男なのか、ひとめ見たかったというところかしら。
「ええ、あなた。ききました。閣下がそうおっしゃるのでしたら間違いはないでしょうけれど、わたしたちもわざわざここまでやって来たのです。一度、あの方に確かめた方がよくありませんか? どうするのか考えるのは、それからでも遅くはないと思います」
とりあえずお茶の香りを楽しみ、それを飲んでからクストディオに提案した。
宰相がわたしたちに会った真意はわからないけれど、最初から余裕だったわけね。
彼にすれば、ただの暇つぶしだったのかしら。それとも、亡き国王の血を引くクストディオがどんな男なのか、ひとめ見たかったというところかしら。
「ええ、あなた。ききました。閣下がそうおっしゃるのでしたら間違いはないでしょうけれど、わたしたちもわざわざここまでやって来たのです。一度、あの方に確かめた方がよくありませんか? どうするのか考えるのは、それからでも遅くはないと思います」
とりあえずお茶の香りを楽しみ、それを飲んでからクストディオに提案した。

