たしかに、エドムンドの言う通りね。向こうもきっと彼に会いたいに違いない。クストディオに会い、彼が言いなりになるかどうか確認するの。彼らの意に添わなかったら……。
 
「きみの言う通りだ。ここでこうして隠れていてもなにも進まないし起こらない。だったら、いっそこちらからアクションを起こして向こうの反応を見よう。たとえその結果が命を狙われるようになったとしてもだ。もっとも、そんなことになったらさっさと逃げるしかないだろうがね。エド、会う手はずは整えてくれるのか?」
「クストディオ様、やってみましょう」

 というわけで、いよいよ面白くなってきたわよ。