ミナ(てか、学校退学になったこと知ったら私を少しでも見てくれるかな。 いや、縁切られるかも。 こんな時でも両親に自分の存在を気にしてほしくてたまらない。 私は本当に寂しい人。) 広く高い天井のリビング。 L字ソファの隅で膝を抱えて、ひとり。 ミナは下を向いて必死に涙を堪えていた。 リビングテーブルにはくしゃくしゃになったメモ書きと開封されていないチョコの箱。 悲劇のヒロインと勘違いしても良いくらいにミナは孤独を感じていたのだ。