瑠衣「じゃあ、ぎゅーしてください」

澪「ぎゅ、ぎゅー?随分と急だね」

瑠衣「いいから、仕事でしょう?」

澪「う、うん……」
(あんなことされた後にするのもなんだけど……仕事なら仕方がないか……お金も結構もらっちゃってるし)


仕方がないと手を広げる。

瑠衣が甘えるように抱きついた。


瑠衣「……先輩、好き」

澪「……へっ?」
(い、今……!好きって言われた?)

澪(いやいや!きっとあれだよね、先輩後輩の関係としてだよね……!!)

瑠衣(世話係をしてもらって、しばらくしたら打ち明けるつもりだったのに、我慢できなくて2日目で告っちゃった……)

瑠衣「……先輩、返事は?」

澪「へっ……?返事!?」

瑠衣「だから、告白の返事……」

澪「や、やっぱり告白なの……!?」

瑠衣「当たり前じゃん、俺先輩のこと結構好きだよ。可愛くて優しくて、頑張り屋さんなところとか」

澪「る、瑠衣くん……!急に何言い出すの!?もしかして、変なものでも食べた……!?」