瑠衣「あー……マジで。本当先輩って無防備」

澪「そ、そうかな?ガチガチに防御してるつもりなんだけど」

瑠衣「それで対抗してると思ってるの?」


ぐいぐいと瑠衣の胸を押すけれど、ビクともしなかった。


瑠衣「俺、本気だから。澪先輩、絶対俺のもんにする」

澪「え、ええ……!?」

瑠衣「俺、先輩の彼氏よりもいい男だから。わかって」

澪「わ、私の彼氏……!?ってちょ……!?」
(彼氏なんていないよ!)


首筋に近づいてきて、ちゅっとキスをした瑠衣。


澪「ひゃっ……!や、やめて……!」

瑠衣「いやれす……やえない」
  [いやです  やめない]

澪「いや……!!」
(何これ心臓がバクバクする……!)


ドクドクドクと心臓の音が大きくなっていく。