省吾はずかずかとミクの部屋に入ってきた。
「このアパートはセキュリティ、ないも同然だな」
「仕方ないですよ、万全なセキュリティのマンションなんて借りれません」
「辰巳グループはそんなに給料、ボーナス少ないのか」
「いえ、私、田舎の両親に仕送りしてるので、残りで生活しているから、これ以上の家賃は払えないんです」
「そうなのか」
省吾は部屋を見回した。
「社長、そんなにじろじろ見ないでください、恥ずかしいですから」
その時、省吾はとんでもないことを告げた。
「ミク、俺のマンションに一緒に住まないか」
「はい?」
「そうすれば、家賃と水道光熱費浮くだろう」
家賃と水道光熱費がただ?
いやいや、無理でしょ。
そんなおいしい話があるはずがない。
絶対に交換条件がある。
「交換条件はなんですか」
「交換条件?」
「私に取ってメリットありますけど、社長に取ってメリットありますか」
省吾はミクに向かって、頭を下げた。
「俺と結婚してくれ」
「このアパートはセキュリティ、ないも同然だな」
「仕方ないですよ、万全なセキュリティのマンションなんて借りれません」
「辰巳グループはそんなに給料、ボーナス少ないのか」
「いえ、私、田舎の両親に仕送りしてるので、残りで生活しているから、これ以上の家賃は払えないんです」
「そうなのか」
省吾は部屋を見回した。
「社長、そんなにじろじろ見ないでください、恥ずかしいですから」
その時、省吾はとんでもないことを告げた。
「ミク、俺のマンションに一緒に住まないか」
「はい?」
「そうすれば、家賃と水道光熱費浮くだろう」
家賃と水道光熱費がただ?
いやいや、無理でしょ。
そんなおいしい話があるはずがない。
絶対に交換条件がある。
「交換条件はなんですか」
「交換条件?」
「私に取ってメリットありますけど、社長に取ってメリットありますか」
省吾はミクに向かって、頭を下げた。
「俺と結婚してくれ」