君はいつもはしない
辛さと悲しさとが混じったような顔をして
『僕たち別れよう。 このままじゃ、だめだから…』
そう言った。
君は多くは語らなかったけど
それでも気持ちが痛いほど伝わって
私も『分かった』と返事をした。
それでも君が申し訳なさそうな顔をするから
『安心して』って笑って伝えた。
それで君がほっとしたように笑顔を見せてくれて
後悔が残らないと言えば嘘になるけど
やっぱりこれで良かったんだって
心からそう思えたんだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…