「七緒を脱がせる楽しみを奪わないでくれ」 彼の手に阻まれ、シフォン素材のブラウスのボタンがひとつずつ外されていく。それに伴ってスピードを上げていく心音のリズム。肩から服がはらりと落ち、素肌が晒されると同時にベッドに押し倒された。 「まだ怖い?」 恵麻が、と言いたいのだろう。 「聖さんと一緒ならなにも怖くないです」 どんなに手強い相手だろうが、聖の敵にすらならないだろう。そんな頼もしさが彼にはある。絶対に屈しない強さだ。 聖は満足そうに微笑み、七緒の唇を塞いだ。