私の幸せな身籠り結婚
恋愛(ピュア)
17
彩空百々花/著
- 作品番号
- 1696816
- 最終更新
- 2024/02/17
- 総文字数
- 65,262
- ページ数
- 143ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 24,628
- いいね数
- 17
私、子規堂七海。婚約者であった氷織颯霞に婚約破棄されたので、新しい婚約者と結婚することにしました。
.
。
────鬼。
それは人の血肉を喰らい、陽光を誰よりも嫌う者。
この世界には、主に3つの世界が共存して存在していた。
その鬼を倒す者は、昔から異能者と呼ばれ、誰よりも尊ばれてきた。異能者の家系には限りがあり、異能を持たない人間は多かった。
炎、水、風、岩、大地、氷。
異能には、それぞれ種類があった。
そしてそれらの異能者の中で最もトップに君臨する王者達が、子規堂家長女、子規堂七海、氷織家当主、氷織颯霞だった───。
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・
。
.
「お初にお目にかかります。子規堂七海と申します」
ここは、明治時代の日本───。
有名な名家の長女である、この国で最も位の高いお嬢様、子規堂七海は、国内最高の軍隊を率いる隊長、氷織颯霞の第一婚約者となった。
二人はお見合いの日、お互いがお互いに良い婚約者を演じた。心の中では望んでいない婚約。
政略結婚だったのだ。
しかし七海には、誰にも知られていないもう一つの裏の顔、そして、"秘密"を持っていた───。
「私は、貴方様が思っている以上に、自分のことを大切に思っております」
「だからこそ、私は貴方と生きることなど、言語道断なのです」
これは、真実と嘘、そして永遠の愛が絡み合った、切ないラブストーリー。颯霞たちは、果たして幸せになることが出来るのか。
そして、七海が必死に隠そうとする秘密とは……?
すべての謎が解かれたとき、二人は再び、恋に落ちる。
「七海さん。貴女がどう思おうと、何て言おうと、貴女を愛しているという俺の気持ちは変わりません」
「だからどうか、俺から離れて行こうとしないで……」
互いを想い合う“愛”に、あなたは必ず涙する───。
※流血表現・暴言・性描写あり
苦手な方はご退散ください(ᗒᗩᗕ)
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