忘れられない恋




「俺と付き合って下さい!」










「え?!」



突然の告白に私は頭が真っ白になる。


あれ?

嬉しいはずなのに、

喜んでいいはずなのに、

いざ告白されてみると、

嬉しさや喜び以外の何か違う別のものを感じてしまっていた。


一ノ瀬先輩の彼女が私なんかで本当にいいのだろうかという責任や重圧。


一ノ瀬先輩の彼女が私だと相応しくないとか、

外野が騒ぐんじゃないかという不安や恐怖心。


私ってそもそも一ノ瀬先輩に相応しいぐらい可愛いのかな?という自己嫌悪感。


こんなにもはっきりと心臓の音が正確に聞こえ、


本来の自分を上手く取り戻すことができない自己否定に走る私は、

今の自分を嫌うことしかできなかった。


自信はないよ。

だって、

周りからなんて思われるか、

何て言われるか怖くて堪らないから。


一ノ瀬先輩の彼女になるなんて、

やっぱり私なんかじゃ……。