「…ひ、ら。…か…ひ…ら。片平!!」
「ん、うぇ?」
やべぇ。寝てた。昨日、喧嘩していたから、遅かったなぁ。今日は、もっと早く寝よう。そう思った。

「この問題分かるか?」
「あー、X=2だと思います。」
「正解だ。座れ。」

やった。当たった。式を見ただけて分かった。これ、当たり前かな。これ以降寝ないと心に誓った。

「もっと言いたいんだが、授業を終わります。」

やっと終わった。休み時間は、主に寝てる。でも、今日は太陽が光すぎて寝れない。こんな時何しようかな、、そう思った。
そんな中バイクの音がする。この音が聞こえるのは日常茶飯事だ。多分他校の奴らが、来たのだろう。

「おぉい!!零回の総長いるかぁ?!」

やっぱり喧嘩の申し込みか。この面倒事に巻き込まれずにすんだ。所属してるとこのミニ抗争にも、行かないと行けないから。その男が次に発した言葉に動揺を受けた。

「そして、ここに管理人いるかぁ?!」

管理人、私の事だ。管理人の時は、唯一このことを忘れられる。咄嗟に言った名前だ。
管理人、ここにいるよそう思った。まぁ、管理人の時は、狐の半面つけてるけど、気付かないのはすごい。そこは、褒める。ま、いいや。そろそろ学校も終わるから、ストレス発散しに行くか。