クソ暑い夏。そんな中、体育祭が行われると聞いて暑くなった。色は、赤、青、黄、黒、緑がある。まぁ、黒で良いでしょ。

「このクラスは、黒と黄に別れてもらう。」

勝手に決められたやつやん。黒か黄…黒でいいか。修君、何色にするんだろう。まぁ、偏見的にいえば青だけど。黒か黄、どっちになるのかなぁ。

「千夏。どっちにするの?」
「黒にしようかと思ってます。」

修君、聞くなんて意外だよ。えー、聞くってことはなんか訳があるからなのか?気になるけど。聞かないでおこ。

「黒ねぇ、じゃあ僕も黒にする。」

へ?じゃあ僕も黒にするぅ?!聞いて決めたの?!え、じゃあ変えたら変えるとか。そんなんあったら怖すぎや!!自分でツッコミを入れる。これってノリツッコミってやつなん?

「はい。分かりました。」
「えー、反応薄い。もっと喜んでよォ。」

もっと喜べ、?無理ですよ!!零回の元姫だからさ!!後、いじめの汚名掛けられているから!!1回落ち着こう。
反応薄いって言われてもそんな知らないって。まぁ、いっか

「そんな、恥ずかしくて出来ませんッ!!」
「ふふっ、可愛い。」

なんだこの嫌味な生き物は。こんなヤツ、好きになるかッていう問題よ。でも、かっこよさは本物よ。って、何褒めてんだ私。