「てかさ、なんか零回の目線痛いんだけど。」

怜央さんが言う。そりゃ、敵対組織なんだから当たり前と思ったのは私だけだろうか笑

「そりゃ敵対組織なんですから当たり前ですよ。」
「敵対ってだけであんな視線来るかァ?」

絶対、私のことだな。まぁ、寝返ったっと言ったら間違いだけどな。そっちから除名って言ったんでしょ。なんだこの、不満は。

「さぁ?私も分かりません。」
「後、僕千夏と同じクラスだけど詩織っていうケバい女から千夏に虐められたって言われた。気持ち悪かった。」
「絶対嘘だろ。まぁ、そんな嘘信じる零回が馬鹿みてぇ。」

ゲームをしている修君が言った。ゲームしながらやめてよ。その後、私の腕にくっついている空廉が答えた。
そう。逆に虐められたの。あんたら感いいね。そこは、褒めるわ。

「なぁ。千夏。零回の雰囲気どうなんだ?」
「仲間と言う屍(しかばね)という仲間に囚われた人の集まりです。裏切り者は、処罰する。それがモットーらしいです。」
「あれ?千夏は除名だよな?真白は?」

確か真白君って、、あれ?なんだっけ?裏切り、?除名、?んー、何でもいいや。なんか考えるの疲れてきた。

「僕は、零回のやり方にウンザリして面倒臭いなったから、総長殴った。」

え、殴ったァ?!殴るの普通。訳が分からない。でも、真白君なら殴りそう。改めて思った。