「感謝する。いいか。恐らく千夏を無くした零回は今弱体化になってる。」
「あ、あとひとつ。中村詩織は零回でいちばん弱い。」
「ありがとう。感謝する。」

始めて感謝された。嬉しい。そっか、零回で感謝されないのは当たり前。そっか、雷閃が2番目の理由分かった。感謝があるからだ。

「今日は、解散だ。」

後、集会時間が短い。楽だ。零回の退屈な集会より、大切なことだけで短い。1番楽だ。皆が帰ってく。

「千夏、一緒に帰ろう」
「総長。ずるーい!!僕もー!!」
「総長。ずるーい。俺も!!」
「俺も。」
「僕も。」
「俺もー!」

わー、めっちゃ嫉妬軍団だ。ま、大丈夫か。1人でも“多分”強いだし。

「いえ、1人で大丈夫です。」
「え!!傷付いた。」
「冗談ですよ笑。 」

なんだろう。可愛い。好き。あれ、これが恋なのかな、?何が正解で何が間違いか分かんなくなってるけど大丈夫やの。

この後、7人で帰った。